シンプルベーシックをオシャレに着こなす方法(ユニクロ編)
皆さんこんにちは。Sーstyle代表パーソナルスタイリストの魚住です。私は昔からシンプルな洋服が大好き。20代の頃から黒やグレーの服をいつも着ていました。目立たないように無難な服を選んでいたのではなく、「好き」で着ていたのです。派手なスタイルを好む妹とは真逆なタイプだったので「若いんだからもっと派手な色を着てみたら?」とアドバイスされたこともありましたがなんだか私らしさがなくなる気がして・・・今も昔も変わらずベーシック好きの1人です。でも今の私と当時の私で違いがあるなら、小物使いが得意になったこと。
そう、なんて事ないどこにでもある服を上手に使いこなすにはちょっとしたコツがあるのです。
シンプルをオシャレに見せるコツ
シンプルな服をシンプルなままで終わらせないためには、コーディネートのコツを知っておくことが大事です。まず第一に自分の得意なベーシックカラーを知ることから始めましょう。ベーシックカラーとは白・黒・茶・ネイビー・グレーなどコーディネートの土台になる落ち着いたカラーのことを指します。コートやスーツなど全身に締める面積が大きくなっても、ベーシックカラーであればインパクトはなく落ち着いて見えます。
肌の色がイエローベースの方ならキャメルやブラウンが得意。ブルーベースの方ならネイビーや黒が得意な傾向にあります。得意なカラーが分からない方はパーソナルカラー診断https://s-style-8.com/menu/one-day/が便利です。自分が得意を把握したらオシャレ初心者さんならまずは全身の色を2色以内に抑えます。例えばトップスはアイボリーでボトムスは黒にするなど。もちろんワントーンにするのもOKです。要はここで多色使いにしないことが重要です。
トップスとボトムスが決まったら、靴を決め、バックやアクセサリーを足しながら全体に色付けをしていきます。服がベーシックカラーなら靴やバックに鮮やかさを足してもいいですね。
この日の私は、ネイビーのユニクロのカシミヤセーターとストレッチパンツに同じくネイビーのストールを羽織っています。ストールは青みの強いネイビーですが色に変化をつけて奥行きを。そこにパイソン柄のバックとスェードのブーツを合わせています。
どこにでもある定番のユニクロスタイルを自分のスタイルに仕立て上げたコーディネート。スタイリングに流行りはありますが、昔からこんなスタイルが楽で好きなのです。ローヒールなのでガンガン歩けます。オシャレは我慢とも言いますが、私はやっぱり機能性や快適さを求めています。シンプルな服は流行りもなく、小物でアレンジが効くので末長く愛用ができます。特にユニクロの品質ならお墨付きですね。
あなたのクローゼットは何色が占拠していますか?
お洋服が好きな方は、なんの変哲もないシンプルベーシックな服を嫌います。クローゼットには色々な形・柄・色の洋服で溢れています。一見華やかで充実しているようなクローゼットのように思いますが、1枚1枚の服が主張しすぎてしまい組み合わせが難しく「服はあるのに着る服がない」の状態に陥っている方を非常に多くお見受けします。
実はなんの変哲もないつまらない服を格上げしてくれるのは、その周囲にくる小物やアクセサリーなのです。小物が充実してくると自分の体型に合ったシンプルな服があればそれで十分。特別な服はもう必要なくなります。
この機会にご自身のクローゼットをもう1度見直してみて下さい。どんなお洋服が並んでいますか?そのお洋服の出番は多いですか?
併せて観たい注目動画