骨格ストレートの着太りコーデ

冬のファッション

日本は四季のある国です。気温の変化と共にファッションの楽しみ方も変わります。寒い冬ならではの素材を選んで重ね着(レイヤード)を楽しむシーズンですね。デザインやカラー、素材の違いを活かしてコーディネートに奥行きを作ることもできるし、長めのシャツをセーターの下に仕込んで動きを出したり、ベストやジレを重ねて立体感と奥行きを作ったり。何より防寒対策には持ってこい。

寒さを回避し楽しめる方法はいくつかあれど、このレイヤードのテクニックは骨格ストレートの私には大敵です。肩周りの骨格がしっかりしていて重ね着をしなくても自然と立体感が生まれるタイプだからです。

おしゃれは我慢!と薄着で過ごしているかと問われれば、まさかそんなことはありません。むしろ苦手なアイテムにも果敢に攻めてファッションを楽しんでいます。

今季はぬくぬくできるファーニットを採用しました。

骨格ストレート 冬のコーディネート

見ての通り身幅も広くてオーバーサイズ。素材もふわっふわで滑りがあります。肌触りは最高ですが上半身は膨れます。骨格ストレートは筋肉に張りがあるのでその張りの上に厚手の素材が乗ってしまうと大きくなるのです。

でも諦める必要もありません。どう自分仕様に仕上げていくかを考えます。ボトムを黒のタイトスカートでできるだけスッキリさせ全体のバランスをとりました。

比較してみよう

どれだけ上半身が膨れているのか比較の為にもう1枚別の写真を公開します。同じタイトスカートを履いている秋口のコーデはこちらです。

骨格ストレート タイトスカート

骨格ストレートが着痩せして見える王道のスタイルです。得意な形のジャケットを着て素材も凹凸感はありません。ニット素材と比べるとだいぶスッキリまとまりました。1枚目の写真よりマイナス5キロと言われても不思議ではない見え方です。骨格ストレートさんは「着膨れに注意しましょう」と言われる理由がまさにこれ。

着膨れしないことが正義なのか?

ファッションをお伝えする立場上、骨格診断をして必要な方には対面で「着太りしない方法」をお伝えしています。ですが時にそのテクニックに反して堂々と着太りして冬のファッションを楽しみたくなる瞬間があってもいいのです。冬だからこそ楽しめる厚手の素材を手に取って多少着太りしてでも着たい服がある時には開き直って堂々と着て下さい。

骨格ストレートが苦手なアイテムを楽しんでください。

そもそも着痩せしていることが正解でもありません。ファッションは自由で楽しいものだからです。世の中あまりにも「着痩せが正義」になってしまうとつまらないし、冬のコーデが楽しめなくなってしまっては本末転倒。

ほら、こんなに後ろ姿も大きくなってしまったけれど・・それも楽しんだもん勝ち。

骨格ストレート ニット

我らが骨格ストレート民よ、四季のある日本のファッションを楽しんでくださいね。


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