女性のお悩み第1位【肝斑】の隠し方 メイク編
肝斑(かんぱん)とは何ですか?
40代を超えるとファンデーションのノリが悪くなると感じる人が多くなります。しかもファンデーションをつけると逆にシミが浮き上がってくると訴える人も少なくありません。肌をきれいに見せようと頑張っているのに逆効果。どうしてでしょう?
実はシミだと思っている頬の色ムラは40代以降の女性に多く見られる肝斑(かんぱん)であることが多いのです。
肝斑は一般的なシミとは性質が違い、頬骨のあたりに左右対称にモヤモヤと広がるのが特徴。ホルモンバランスの変化や紫外線の蓄積によって発生すると言われています。
そして厄介なのが、チークを入れると肝斑が余計に目立ってしまうということ。これは肝斑の茶色がチークのオレンジやピンクに反応して、ボヤッと浮かび上がるために起こります。

肝斑がメイクで隠れない本当の原因は「色の中和」ができていないから
多くの方がやってしまう間違いが、ファンデーションの厚塗りで肝斑を隠そうとすることです。
これでは肌全体が厚ぼったくなるだけで、肝斑は透けて見えてしまいます。特に40代以降の肌は乾燥しやすいので、厚塗りすると粉っぽさが出て老け見えの原因にも。
プロのメイクアップ現場で使うテクニックは、肝斑の「色」を中和してから、薄くファンデーションをかぶせるという方法です。
肝斑が茶色っぽい場合は、オレンジやピーチ系のコンシーラーで肝斑の色自体を中和します。この「色の相殺」をするかしないかで、仕上がりが劇的に変わります。
肝斑カバーの正しい手順【5ステップ】
実際にサロンでお伝えしている手順をご紹介します。

ステップ① スキンケアで保湿をしっかり行う 乾燥した肌にコンシーラーを塗ると、時間が経つとヨレて肝斑が再び浮き出てきます。化粧水・乳液で十分に保湿してから始めましょう。
ステップ② 下地を肌全体に塗る 通常の化粧下地を顔全体に薄く伸ばします。
ステップ③ オレンジ系コンシーラーで肝斑の色を中和する ←ここが最重要! 肝斑が気になる部分「だけ」にオレンジ系のコンシーラーを点置きし、指やスポンジで優しく叩き込みます。
ポイントは、中途半端なオレンジ色では効果なしということ。「こんなに濃くて大丈夫?」と思うくらいのしっかりしたオレンジを使いましょう。塗った直後はギョッとしますが、この後のファンデーションで馴染みます。
ステップ④ ファンデーションを薄くかぶせる ファンデーションは全体に薄く。コンシーラーで色の中和ができていれば、ファンデーションは薄づきで十分です。厚塗りは禁物。
ステップ⑤ フェイスパウダーで仕上げてからチークを入れる パウダーでベースを固定してからチークを入れます。この順番を守ることで、チークの色が肝斑に反応して浮き上がる現象を防げます。
プロがおすすめする肝斑カバーアイテム
実際にサロンでお客様にもお伝えしているアイテムをご紹介します。肝斑の濃さや肌質、予算に合わせてお選びください。
【いちばんおすすめ】&be(アンドビー)ファンシーラー
ヘアメイクアップアーティスト河北裕介さんプロデュースのコンシーラー。「ベージュ&オレンジ」のセットが肝斑カバーに最適です。
オレンジで肝斑の茶色を中和し、ベージュで肌色に馴染ませる。この記事で解説した2ステップがこの1つで完結します。クリームタイプで伸びがよく、乾燥しにくいのも40代以降の肌に嬉しいポイント。石鹸で落とせるので肌への負担も少なめです。
こんな方に: 肝斑が広範囲にモヤモヤと広がっている方、厚塗り感を出したくない方
▶ 参考価格:約3,850円(税込)
【公式】&be テンシーラーUVプラス| コンシーラー ファンデーション ベースメイク 化粧下地 日焼け止め カバー力 ベージュ オレンジ 国内最高レベル UVカット ノンケミカル処方 SPF50+ PA++++
価格:3,850円(税込、送料別) (2026/5/22時点)
【色を自分で作れる】IPSA(イプサ)クリエイティブコンシーラーe
3色のパレットを自分の肌色に合わせてブレンドできるコンシーラー。プロのメイク現場でも長年愛用されています。
肝斑カバーではオレンジ寄りに混ぜて使うのがコツ。「隠す」というよりも「周囲の肌色と同化させてぼかす」という発想のコンシーラーなので、仕上がりがとても自然です。
こんな方に: 自分の肌色にぴったり合わせたい方、自然な仕上がりが好きな方
▶ 参考価格:約2900円(税込)
▶ 楽天市場で「IPSA クリエイティブコンシーラーe」を見る
【舞台メイクのプロも愛用】メイコー ナチュラクター カバーフェイス
舞台用化粧品としても使われている、プロ仕様の練り状ファンデーション。カバー力の高さはトップクラスで、コスプレイヤーやメイクアップアーティストにも根強いファンがいます。
肝斑カバーには「162コントロール(オレンジ)」がおすすめ。補正オレンジがしっかり入っているので、肝斑の茶色を中和する「仕込みコンシーラー」として優秀です。この上からベージュ系のファンデーションを重ねれば、自然に馴染みます。
クリームのように伸びがよく、汗・水・涙に強いので、夏場や長時間のお出かけでも崩れにくいのが嬉しいポイント。保湿成分のホホバ種子油配合で、乾燥しがちな40代以降の肌にも使いやすい処方です。20gの大容量で1000円前後というコスパの良さも魅力。
こんな方に: しっかりカバーしたいけどプチプラで始めたい方、汗をかく季節に崩れにくいものを探している方
▶ 参考価格:約1210円(税込)
【プチプラで代表】セザンヌ パレットコンシーラー ハイカバー
748円(税込)というプチプラながら、カバー力に定評のある3色パレット。「肝斑カバーにまずは試してみたい」という方のエントリーアイテムとしておすすめです。
こんな方に: まずは低コストで試したい方、手持ちのオレンジ系コンシーラーと組み合わせたい方
▶ 参考価格:748円(税込)
【仕上げのパウダー】イニスフリー ノーセバム ミネラルパウダー
コンシーラーで肝斑をカバーした後の「仕上げ固定」に使うフェイスパウダー。皮脂を吸着してメイク崩れを防ぎ、せっかくカバーした肝斑が時間経過で浮き出てくるのを防ぎます。
粒子が細かく厚塗り感が出にくいのがポイント。「パウダーを使うと粉っぽくなる」という40代以降の方にこそ試していただきたい一品です。
▶ 参考価格:約1480円(税込)
実際のお客様のビフォーアフター
メイクもお上手でオシャレなM様。両頬にうっすらと浮かび上がる肝斑が悩みの種でした。

肝斑は薄い茶色であることが多いので、チークのオレンジに反応してボヤッと浮かび上がっていました。
「私のタイプはメイクでカバーすることは無理なのでしょうか?」と心配のご様子。
いえいえ、ご安心ください。上記の方法で、ファンデーションを使う前にオレンジコンシーラーで中和してから仕上げたところ・・肝斑がほとんど目立たなくなり、美人度がさらに上がりました。

頬全体にモヤモヤしていた色ムラがなくなると、こんなにも安定した印象に変わります。
肝斑カバーする→ファンデーションを付ける→フェイスパウダーをつける→仕上げにチークを入れる。これがベースメイクの工程です。最後のチークで失敗していた方もこの工程で解決すると思います。
40代からのメイクは「塗り方」より「色選び」で決まる
サロンでメイクレッスンを受けたお客様からよく言われるのが、「今まで"塗り方"ばかり気にしていたけど、そもそも"色"が間違っていたんですね…」
という一言です。
肝斑カバーも同じ。テクニックはこの記事でお伝えした5ステップで十分ですが、自分の肌色に合ったコンシーラーの色、ファンデーションの色、チークの色を選べているかどうかで、仕上がりは天と地ほど変わります。
S-styleでは、パーソナルカラー診断で「あなたの肌に合う色」を科学的に導き出し、その色をベースにしたメイクをその場で実践します。自己流メイクを卒業して、品のあるナチュラルメイクで旬顔になれるレッスンは口コミでも大変好評をいただいています。
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