メンズファッションで大切なこと
みなさんこんにちは。S-style代表の魚住です。
実は当サロン、女性の診断と共に男性向けのコンサルも行っています。駐在期間中に世界で活躍しているビジネスマンにお会いする機会が多かったことでリアルに私の経験値が増えたこと、そしてその経験を生かしたくてメンズ顔タイプ診断アドバイザーの資格を取った事がきっかけです。日本に帰国してからもお客様から「主人(または彼氏)のコンサルをしていただけないか?」というご要望に対応しております。男性がオシャレになりたい!と自分からレッスンを申し込むのではなく、いつも一緒にいる女性の方からのオファーがほとんどです。
「彼にはこの柄が似合っていると思うのですがどうですか?」「なぜこの服がしっくりこないのですか?」「彼の職業を考慮するとどんなスーツが最適ですか?」など女性側からの質問も多いので、レッスンには女性の方と2人で来ていただきます。
男性の方は女性よりも服を見ている経験値が低い傾向にあります。そもそもファッション雑誌も限られるし、服の種類も女性と比べると圧倒的に少ないからです。さらにオシャレをすることに抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、オシャレはジャラジャラと着飾ることではなく、清潔感を与える役割があったり、コミュニケーションがスムーズにいくきっかけにもなる事を理解してもらいましょう。オシャレ=チャラチャラしているものだ!といった先入観がある方も多いように思います。たとえ口下手な方でも清潔感のある雰囲気が伝わればそれだけで周りには好印象です。そしてご自身の得意なタイプを知れば女性よりも服を選びやすくなるはずです。男性を客観的に見ているのはいつも側にいる女性。レッスン中はその女性が隣にいることでリラックスができて、私の説明を補足してくれるのですんなり頭に入っていきます。
男性スタイリングに大切なVゾーン
服は職業や個性を表現するツールになります。自分自身のパッケージですね。例えばどんなに可愛い顔をしていても、弁護士や証券マンなどお堅いお仕事をしている方は可愛い格好をしているだけでは職業上損をしてしまう可能性も。男性は女性よりも外見が仕事内容と直結する場合も多いので、「職業」と「個性」の調和がとても大事になってきます。
スーツスタイリングで大切にしたい部分
人の視線はどうしても顔の周りに集中します。そのため自然と目に入るのがネクタイの見えるVゾーンと呼ばれる上半身。
男性のスーツスタイルを構成するのはスーツ・シャツ・ネクタイ。この3つの要素が組み合わさっている部分がVゾーンです。その組み合わせ次第で相手に与えるメッセージが異なります。そしてネクタイはスーツスタイルの中で最も遊びの要素や個性が入る場所です。ネクタイは柄や色がたくさんあり、低価格帯のものも多くありますので積極的に取り入れてほしいと思います。あなたのご主人や彼氏のネクタイはどんなタイプのものが多いですか?
年齢よりも若く見られやすい子供タイプのお顔立ちの方にはギンガムチェックやストライプ、ドット柄がお似合いです。ただ前述したように職業柄子供っぽく見られることがマイナスになる場合はシンプルに寄せた方がいい場合もあります。
大人っぽいお顔立ちの方なら少し派手に感じられる柄に挑戦しても嫌味っぽくなりません。ペイズリー柄などは華やかさや貫禄が出てくることも。反対に子供顔の方がペイズリーを身につけるとギラついた感じに見えることもあるので要注意です。
ネクタイはフォーマルに使えるものからプライベートで楽しめるものまで幅広く楽しめますので女性の方もお買い物に付き合うなどして選んであげてもいいですね。女性からのアドバイスは男性にとってとても嬉しいものです。
また、柄だけでなく色だけで印象を左右することも可能です。例えば「赤」は力強くもあり情熱的な色ですが、プレゼンテーションや交渉時など勝負の時に身につけるのもいいでしょう。
「青」や「紺色」は信頼性や知性を表します。誠実さが現れる色であり、日本人が好んでつけている色ですね。目上の方と会う場合や商談の時に身につけるのもいいでしょう。
「茶」は落ち着きのある色なので貫禄を出したいときにおすすめです。ただどうしてもずっしりと重たい印象になることが多く、子供タイプの方が身につけると違和感につながることもあります。
あなたが大事にしたい男性はどんなネクタイがお似合いになりますか?
男性のコンサルを希望されたい場合は、女性と同様以下のメニューになります。ただしメイクの工程は必要な方だけにアドバイス(眉毛や肌など)、女性よりもスーツやネクタイなどビジネスの話題が多く含まれます。最近は結婚式を控えたカップルがお見えになることもあります。お互いに垢抜けて理想の未来を描きたいカップルの方々もお待ちしておりますね!
ペアレッスンは割引がございます。トータルプロデュースをお申し込みの際に「ペアレッスン希望」と一言メッセージを送ってください。