似合うセレモニースーツを見極めるコツ
そろそろ卒業・入学のシーンに何を着ようか?と考え始める方も多いと思います。時代がもっぱらカジュアルに傾いているので普段スーツを着慣れない人にとってはフォーマルな場面の「基準」が分からなくて当然。闇雲に探し始めても意識があちこち飛んで選べない・・という人が続出します。スーツはお受験や面接、授業参観にも使えます。「初めまして」の場面が多い入学式などはTPOを意識した着こなしが大切です。個性のアピールより「上品で清楚な印象」でいるとその先のコミュニケーションもスムーズに進むことでしょう。
スーツの値段もピンキリで妥当な価格が分からないとご相談に来られる方もいらっしゃいます。これからご自身でセレモニースーツを探す人の道標になるように順を追って探し方のコツを書いていきます。
まずはクローゼの整理から
これを機に手持ちの服を整理してみましょう。いつもカジュアルしか着ていない方はフォーマルに使えそうな服が何枚あるのか?を確認。上下セットのスーツがなくても代用できることがあるからです。スカートやパンツはどうですか?シャツやブラウスはどうですか?靴・バックはありますか?
手持ちを使うかどうかはさておき、どんなアイテムを持っているかを再確認する機会を作ってください。体型が変わって着られない服が出てくるかもしれない。手放す服が見つかったら同時進行で断捨離へ。新しい服を買う時は着ていない服を見直す!この流れができていると無駄なお買い物を抑えられます。
着回しが可能な商品か
スーツを買う時にそれぞれ上下でバラした時に単体でも活躍できるか?を考えてみます。ここで手持ち服との相性を確認します。卒業・入学には決まったドレスコードがないのでジャケット➕パンツ、ジャケット➕スカートの組み合わせでも大丈夫です。
ここ数年はレースのタイトスカートがトレンドになっているのでお持ちの方も多いのでは?そのスカートにジャケットを合わせたら、ちょっとかしこまったシーンにも使えるコーディネートが作れるかもしれない。
どうあれ、1つのコーディネートしか浮かばないアイテムは登場するシーンが限られてしまうのでおすすめではありません。
素材の品質を見極める
大人の服は艶があります。子供の服には艶がありません。艶があるのはそれだけ細い繊維を編み込んで生地を作っている証拠で高品質な事が多い。男性のスーツを思い出してください。ツヤのある素材が多いと思いませんか?つまりフォーマルシーンも艶のある生地を選ぶとクラス感があって素敵に見えます。
オンラインで買う場合は生地がペラペラなことがあるので要注意。もちろんその分お値段がお安いのでどこまで妥協するかは自分次第になりますね。
インナーアクセで変化をつける
最も着回しがきくスーツはシンプルなデザイン。そのシンプルさを利用してインナーにニット・ブラウス・Tシャツで変化をつけます。
写真のようなシンプルなノーカラージャケットならブラウスやアクセサリー次第で雰囲気が激変します。胸元が深く空くV字ジャケットが貧相に感じて苦手な方は合わせるブラウスをもっとボリューム感の出るブラウスに変更してもいいですね。
一見シンプルすぎて地味になるスーツセットも、見方を変えると自由自在に変化できる万能アイテムになることがあります。クローゼット整理をして自分の手持ちを把握しているとどんな組み合わせが可能なのかイメージができるので、お買い物の前に整理を!が鉄則です。(大事なので何度でも言います^ ^)
イメコンスペックを利用する
パーソナルカラー診断・骨格診断・顔タイプ診断など、自分の似合う方向性を理解している人はそれを利用してスーツを選びます。スーツのデザインは似たり寄ったりが多くなりますが、丈の長さは要注意。骨格が華奢なウェーブさんは絶対に丈が短い方がお似合いです。もしくは切り替え位置の高いペプラムのデザインを採用して上半身をコンパクトにします。
画像参照 ロコンド
丈の長いジャケットが得意な骨格ナチュラルさんならこんなイメージもお似合いです。
画像参照 AOKI
このタイプはここ数年のジャケットブームも相まってとても人気のデザインです。スーツが得意なメーカーかた出ている納得の1枚を選ぶのも1つ。シンプルで着回しが効き、デニムやボーダーなどとの相性もよく様々な場面で活躍します。
リピーター様からの嬉しい報告
毎年セレモニーの季節になると多くのリピーターさまからお声がかかります。その度にお似合いになるスーツを数パターンご提案しています。後日晴れの日のお写真を送って下さる方がほとんどで、ご家族の大事な思い出を陰ながらサポートできることに感謝の気持ちでいっぱいです。
テレビCMの一コマなのかと勘違いするくらい素晴らしいお写真も届きました。いつもS-styeをご贔屓にして下さる皆様が幸せそうにしている姿が拝見できて嬉しいです。
最後に注意点
最後に注意点を1つだけ。最近はカジュアルな雰囲気も受け入れられるようになって厳格なルールはありません。ただしどんな場面でも派手な柄・色、露出の多いものは控えた方がいいです。というかNGです。胸元が深く空きすぎていたり、スカートの丈が短すぎるのも要注意です。小さいお子さんを連れて式に出席する場合はスカート丈が短いと動きが制限されるのでフレアのロングスカートがおすすめです。私立など学校によっては暗黙のルールが存在するケースがありますので、事前にリサーチしておくといいでしょう。お子さんとの大事な思い出が素晴らしいものになるよう願っています。
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