【徹底比較】大人気のヴォワールコレクチュールn とヴォワールマティフィアンリサン

2025-08-27 2025-08-28

s-style

大人の肌に寄り添う ― クレ・ド・ポーボーテの下地を比べてみました

年齢を重ねるほどに、肌のご機嫌は乱高下を始めます。
「透明感を取り戻したい」「毛穴をなめらかにしたい」「乾燥だけは避けたい」…そんなわがままな願いを同時に叶えてくれる下地はそう多くありません。

そんな中でも頼りになるのが、女王コスメとも称される クレ・ド・ポーボーテの化粧下地。
今回は人気2本の使用感をレビューします。

透明感を仕込む ― ヴォワールコレクチュールn

ひと塗りでふわりと光をまとうような明るさを与えてくれるのが「ヴォワールコレクチュールn」。

明るいベージュで瑞々しい質感です。軽く触れるだけで肌の表面に広がります。広げた瞬間は少し白っぽさを感じて「あれ？バカ殿にならないよね私」と不安になる人もいらっしゃるかも知れませんが、そこは天下のクレポ様。心配ご無用です。

丁寧に伸ばしていくうちにすっと肌に溶け込み、くすみを払ったような澄んだ肌色に変わります。

ほらこの通り。血管の色もきれいに見えるくらいに透明感が爆あがりです。よくあるピンクやブルーのカラー下地も透明感を出しやすいアイテムとし知られていますが、肌タイプによっては透明感が出ないまま白浮きして顔が膨張して見えたり、逆にくすんで見えることもあります。

このベージュっぽい色こそ万人が使いやすい絶妙な色みなのです。白浮きで失敗した経験のある方はぜひお試しください。顔色コントロールの強い味方になるでしょう。
朝と夕方で顔色の差を感じやすくなる大人世代にとっては、この“透け感”が一日中続くことのありがたさを実感できるはずです。
美容成分が豊富に配合されていることもあり、メイクをしながらスキンケアができる一石二鳥の優秀アイテムであることは間違いありません。

20代女子の反応

この素晴らしいアイテムを20代のブルベ夏のお客様が愛用されてました。セミマットな肌作りと似合うメイクを習いたいとのご要望でした。

同シリーズのクッションファンデと共にご使用です。お若いながらもデパコスを中心にアイテムを集めていて美意識の高さが窺えます。

「コレクチュールを使ってみてどんな点を気に入っていますか？」と質問したら「評判がいいから奮発して買ったけど・・実はその良さをよく分かっていないです」と正直な感想を述べられました。

このお客様の肌はブルベ夏で色素も薄い。現段階で「くすみ」とは無縁の生活です。日中の肌状態が安定している人にとってはコレクチュールの本当の威力は伝わりにくいかもしれません。

とはいえ、コスメに求めるものは人それぞれ。くすみ対策用で使わなくても噂の高級ラインを持っていることへの充足感やパッケージを見るたびに心が踊らされる高揚感に満たされるのも幸せなことです。

そのコスメをどう活かすかは自分次第と言えるでしょう。

毛穴も気持ちも凛と整える ― ヴォワールマティフィアンリサン

一方でピンクみのある色合いと、クリームのようにしっかりとした質感が特徴の「ヴォワールマティフィアンリサン」。

肌にぴたっと寄り添い、毛穴や凹凸をなめらかに整えてくれます。

最初にご紹介したヴォワールコレクチュールnを隣に置いて比較するとベースの硬さが一目瞭然。垂れずにこのクリームのような質感が毛穴や凹凸にしっかりと薄膜を張って肌表面を整え、余分な皮脂まで抑えてくれます。

一般的に毛穴ケア系の下地は皮脂を抑制することに重きを置いているので、つけた瞬間は肌が滑らかでさっぱりしたように感じても、時間が経つと乾燥でメイクが崩れてしまうことがよくあります。でもリサンの下地は皮脂を抑えながら潤いまで保ってくれる贅沢な逸品です。
大人女性の悩みの種になる毛穴と乾燥を同時にケアしてくれるのです。筆者自身も昔から毛穴に悩まされてきた肌質ですが、40歳をすぎたあたりから皮脂悩みだけでなく、肌の潤い不足を実感する日が増えました。

下地を何本か重ねて日中のメイク持ちを研究してきましたが、この下地に出会ってからはちょっと肌の調子がイマイチだなと感じる日でも安心してメイクができるようになりました。

まさに大人のわがままを絶妙なバランスで叶えてくれる逸品です。