女性のお悩み第1位【肝斑】の隠し方 メイク編
肝斑(かんぱん)とは何ですか?
肝斑(かんぱん)は特に顔にできるシミの一種です。特に40代以降の女性に多くみられます。ストレスやホルモンバランスの乱れが影響されると言われています。両方の頬に左右対称にできることが多く、範囲が広くなるので目立ってきます。対策として専門のクリニックでピコレーザー治療をしたり、ビタミンCやトラネキサム酸などの内服で対応する人が多いようです。シミのケアと同様にUV対策も欠かせません。色々な対策を根気よく続けなければならず、悩みの1つになる女性が多いのも事実。
お風呂上がりに自分の顔にできた肝斑を見ては落ち込む・・とご相談を受けたこともありました。
根本解決が期待できそうな美容医療は高額になることも多いので慎重に選びたいところですが、効果が保証されるわけではありません。
メイクをすると肝斑が濃く見える
このようになかなか厄介な肝斑ですが、ノーメイクでいる時よりもメイクをすることで逆に肝斑が濃く浮き上がって見える事があります。特にチークを使う段階で失敗してしまうケースが多いようです。
メイクもお上手でオシャレなM様。両頬にうっすらと浮かび上がる肝斑が悩みの種でした。肝斑は薄い茶色であることが多いのでチークのオレンジに反応して浮かび上がってきてしまいます。
メイクでカバーすることは無理なのでしょうか?いえいえ、簡単に隠せる方法があります。
肝斑が茶色っぽい場合、オレンジやピーチ系のコンシーラーを使用して肝斑の色自体を中和します。この中和作業は通常の下地を肌全体に使った後、気になる部分にだけ重ねて使います。オレンジのコンシーラーは世の中に沢山売られていますが、中途半端なオレンジ色を使用しても効果なし。肝斑には思い切ってびっくりするような濃いオレンジを使用しましょう。
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このオレンジをそのまま指か筆に取って直接気になる肝斑部分につけてください。もし色白さんでオレンジが濃すぎるかな?と思ったら手持ちのリキッドコンシーラーと混ぜてから使用しても問題ありません。私が今回レッスンで使用したコンシーラーはディオールのものです。硬すぎず、緩すぎずフィット感が最高です。デパコスで5000円近くしますが、時間が経ってからメイクが崩れる心配がありません。(広告)混ぜやすい色は「1N」のカラーです。
上記の2点を混ぜるとこんな感じ。たとえ色白さんでも濃いオレンジ色を作りましょう!
手の甲で混ぜて出来上がった色を指かブラシで肝斑の上に直接馴染ませてください。あれ?濃すぎるかな?と思う色で大丈夫です。その上からファンデーションを重ねるので心配いりません。仕上げにチークを入れても肝斑が浮かび上がってこないはずです。
メイク後の写真がこちらです。肝斑がほとんど目立たなくなていると思います。
これにはご本人もびっくり仰天。よーく見ると薄っすら色が残りますがベッタリと完全カバーをするより自然にナチュラルにカバーした方が断然好印印象になります。特に40代以降は清潔感のあるメイクを心がけたいものです。
高い美容医療に頼らなくてもお悩みが解消されたことにとても感激していただけました。今まで自己流メイクを続けてきた方は1度プロのレッスンを受けて効率的で美しい仕上がりになるテクニックを身につける事をおすすめします。その後のあなたの人生が一変していくでしょう。賢い投資をしてくださいね。