5号サイズの骨格診断「ウエーブ」さんとショッピング同行
皆さんこんにちは。イメージコンサルタントの魚住です。
女性の魅力プロデュースサロン「S-style」(埼玉・所沢)の運営と同時に、都内大手のヘアメイクスクールで講師も務めております。
サロンでは一般の方を対象にトータルプロデュースをしています。特にメイクでは目から鱗のテクニックが満載で「ナチュラルなのに、品があって旬顔になれる!」と口コミで大人気です。
■パーソナルカラー
■顔タイプ診断
■顔分析メイク
■骨格診断
■ショッピング同行
で多くの女性をプロデュース中。
今日はリピーター様向けに行っているショッピン同行の様子をレポートしてみます。
レッスンでヘアメイクができるようになって、似合う色や、形の服がわかるようになったら、次は実際にお似合いになる服を私と一緒に選びにいく事が可能になります。
きちんと下見をした上でコーディネートをご提案しています。今回もハッピーになれるお買い物ができました。
A様の基本情報とご要望
まずは服を選ぶ際の基準になる部分を抑えます。そう、○○診断というやつ。でもこれは似合うを知る為の手段・指針であって、この診断結果がそのままゴールになるわけではありません。
〇〇診断という類のものは、自分の客観的基準が分かった!と捉えるようにするとオシャレ自体を楽しめるようになります。診断に縛られてしまうのは、本末転倒というものですよね。
*顔タイプ診断・・・基本は「フレッシュ」ですがヘアスタイル次第で「ソフトエレガント」にもいける。
*パーソナルカラー診断・・・「サマー」濁りの色で、明るい色が得意。
*骨格診断・・・「ウェーブ」とても華奢なタイプで、身長も155センチ。5号サイズの服でもオーバーサイズになることがある。
今回のお客様は普段は家事とパートのお仕事で忙しく、ジーパンが制服。 お出かけの時のコーデに迷うので、ご要望はちょっとキレイ目の装いにもトライしてみたい。との事でした。
こういったご希望の方はたくさんいらしゃいますね。日常の服はあまり困らないけれど、いざお出かけとなると焦って何を着たらいか、さっぱり分からなくなるという・・。 焦りの中で服を探そうとしても、思考が整理されていない状態では、失敗に繋がります。 まさに、私も子育て真っ最中の時に同じような思いを抱えていました。
この頃のクローゼットはかなり混乱期に入っていたように思います・・(笑) さぁ、このA様の基本情報を元にどの様なアイテムをオススメして行こうか私の中で整理して行きます。
A様にとって服を選ぶ時の大事なポイント
まずは、人の印象を最大に左右する「顔タイプ」から似合いやすい傾向の服とブランドを抑えていきます。顔タイプが「フレッシュ」さんではありますが、今日のテーマは、綺麗めスタイルをお探し。ということは・・大人スタイルを意識して、顔タイプ「ソフトエレガント」さんにお似合いになるような服もご紹介していきます。 そして身長155センチの小柄な方です。服に着られてしまわないよう、サイズ感も重視です。
顔タイプ「ソフトエレガント」さんは、どんな服が似合うのか
まず顔の世代感でいうと、大人バランスのあるお顔立ちです。かつ、目元がちょとスッキリしていたり、口元が小さかったり、パーツのどこかは直線的な要素を持っている事が多いです。パーツ自体は小さめなので、優しくソフトで落ち着いた印象を持たれます。
似合うファッション傾向としては、女性らしく、コンサバな服がお似合いに。
ただし、シンプルすぎると地味に見える事もあるので、柄を入れたり、小物を工夫しながらコーデを完成させて行く事が大切です。
まずは1枚目。

ハリのある素材のワンピースを試着。小花柄がお顔の印象とマッチしてとても上品な雰囲気に。胸元もふっくらするので華奢なデコルテをカバーできます。

後ろ姿もこの通り素敵です。
ただし1点だけマイナスポイントがあります。それは・・ウエストの切り替えが低すぎる点です。ここで骨格診断が重要な役割を果たします。骨格「ウェーブ」さんはウエストの切り替えを高い位置に持ってくる事でグンとスタイルアップに繋がります。
こちらのワンピースは、1枚の生地で丁寧に作られていたので、ベルトなどを付ける事はできません。そこで・・丈の短い白のボレロを羽織り、全体のバランスをとってスタイルアップを狙いました。
骨格の弱い「ウェーブ」さんにはハリのある素材の服は避けた方がいいと言われますが、程よくハリの感じる素材にする事で、体を立体的に見せてくれる事もあるのです。
どうやって自分に似合わせ、TPOに合わせていくか。そこを考えて行く事が大事ですね。
さらにもう1枚 着まわしのきくコーディネートをご提案。

柔らかい素材同士のコーディネート。トップスは色味を抑えたネイビーのシンプルな服ですが、袖がレースになっていて上品さを引き出せます。ボトムスをジーパンに変えて日常使いにも可。
このままでは少し寂しい。さて、ここから何を足しましょう。胸元にネックレスやスカーフを足す事も考えましたが・・・ここでも「ウエストマーク」でスタイルアップを狙いました。

ベルトが入った事で、動きのある装いになり、印象が変わりましたね。こちらも大変喜んでいただけたコーディネートです。
ファッションは楽しんでこそ
診断を受けて、ただ「似合う」だけの軸を中心にファッションを決めていく必要はありません。
もっと、もっと「好き」や「なりたい」を取り入れて楽しんでいただいていいのです。
楽しみながら試着をし、鏡に映る自分の姿にトキメキ、目が輝き出す方もたくさんいらっしゃいます。
「何を着たらいいんだろう・・」と悩む全て女性の方のために、私も走り続けていきますよ。