パーソナルカラー診断とファンデーションの色選び
皆さんこんにちは。イメージコンサルタントの魚住です。
女性の魅力プロデュースサロン「S-style」(埼玉・所沢)の運営と同時に、大手のヘアメイクスクールで講師も務めております。
サロンでは一般の方を対象にトータルプロデュースをしています。特にメイクでは目から鱗のテクニックが満載で「ナチュラルなのに、品があって旬顔になれる!」と口コミで大人気です。
■パーソナルカラー
■顔タイプ診断
■顔分析メイク
■骨格診断
で多くの女性をプロデュース中。
ファンデーションの色が分からない
サロンに来る方のお悩み、ベスト5の中に「ファンデーションの色が分からない。」が入ります。
デパートに行って勧められたものを使っているのに何だか白い気がする・・とご相談に来る方もいらっしゃるくらい。
プロに推奨されたものを使っていても、こうしたことが起こってしまうのはなぜでしょう。 ファンデーションを選ぶ際に気をつけなければいけないポイントをお伝えしたいと思います。
ファンデーションの色を決める要素
ファンデーションを決めるときに、重要な要素は大きく2つ。
*明度(明るいのか、暗いのか
) *色相(ブルーベースなのか、イエローベースなのか) 前者の明度に関しては初心者の方でも、単純明快で選ぶことができます。ですが後者の色相については、販売のプロも見極めが難しい場合があるようです。
色を比較するために、シュウ・ウエムラのファンデーションを手の内側につけてみました。

この5色の色相を判断できますか?ちょっと難しいですよね。
上の2色がブルーベース。ピンクっぽい肌色の方に合う色です。 下の3色がイエローベース。一般的にオークル系と言われる色です。
日本人に多い肌色です。 私の肌はブルーベースで少しピンク色をしています。加えて少し明るい肌色なので1番上の色(564)が肌に合うことになります。
実際に色が肌に溶け込んでいて馴染んでいますね。 一番下の色(764)は明るさが同じなのに、少し浮いて見えます。私の色相と合っていないからです。 このファンデーションの色相区別が分からないという方は、各メーカーの商品サイトで確認すれば分かります。

画像参照サイト:https://www.shuuemura.jp/?s=facemake/foundationmap&wide=1
問題は、自分の肌がどっちの色相なのか・・ということ。
これは、パーソナルカラー診断をしてもらえるサロンに行けば判定してもらえます。 もちろん、当サロンでも診断は可能です。
肌色のコントロールはファンデーションではできない
自分の肌の色相がわかっている方で、「自分はイエローベースで少し肌が暗く感じているので、ブルーベースのファンデーションを付けて明るく見せています!」という方がいらしゃいました。
肌を明るく見せるために、ファンデーションでコントロールするというのは推奨できません。
なぜなら、白浮きしてしまう率が高く、昭和感の漂うメイクが完成してしまうからです。
昭和の時代は、単に色を塗ることがメイクのゴールでしたが、現在は一般の方の美意識向上により、洗練されたメイクがゴールになったからです。上手にポイントメイクができていても、ベースメイクで残念な仕上がりにならないよう、注意したいですね。
カラーアナリストも知らないメイクの世界
では、どうやって肌色を明るく見せるのが有効でしょうか。それはカラーコントロールベースを使用することです。
カラーコントロールベースとはピンクやオレンジ、グリーンのものを言います。 ピンクやブルーのコントロールカラーで肌色をワントーン上げて、その上に自分の肌色のファンデーションを重ねます。目指したい肌色はファンデーションではコントロールしません。以外と知られていない事です。
カラーアナリストの先生でも肌色をコントロールするという認識はあまりありません。ここはメイクを熟知していくと見えてくる世界かもしれません。 肌色に悩んだら、カラーコントロールを使用してみて下さいね。